※これはEaseさん主催のペン回し Advent Calendar 2016参加記事です。
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CVで振り返るviridis的2016年(という建前のCV紹介)

出演したCVを見ながら2016年を振り返ります。主題は紹介したCVと結論なので、途中の文章は読み飛ばしていただいて構いません。 全て紹介したいのはやまやまですが、流石に多いので5本に絞らせていただきました、すみません。

15年の末に復帰してほぼ丸1年間活動し、多くのCVに出演させていただきました。前の4年間は活動が非常に希薄で実質的には休止状態だったため、 若手メインのCVに拾ってもらうのがやっとの技術しかありませんでしたが、素晴らしい作品に参加させていただけて非常に感謝しています。 このやり方は見方を変えれば未来ある若手のアピール機会を奪うことでもあるので、申し訳ない気持ちもありますが・・・どうかお許し下さい、そして早く実力で超えちゃって下さい。

February 3rd



公開:2月 製作:Fevreさん(当時はFebru)
復帰後最初の参加CVです。当時は共演の皆さんのことは(Lostさん以外)名前と回しがなんとなく結びつくかな~くらいしか知らなかったんですが、 それでも受かるのは簡単ではないと分かっていました。自分の提出動画は完成度は仕方ないとしても、構成はアンバランスで環境は適当・・・これが当時の限界です。 皆さんの動画を見て「今の若手つえぇ~」と感じたのは言うまでもないですが、当時はRocket0Pさんもその一人だと思っていて「この人上手すぎでしょ!?」と恐れたのを覚えています。 後に、その正体が同じく復帰したばかりの元Kouldさんだと知ったときはナルホド~と思いつつ安心しました笑

SCY - Spinners Collab in Yamato



公開:3月 製作:ふかわさん
ベテランながら活動の幅を広げ続けるふかわさん。僕がまともなFSを組めず、CVを指をくわえて見ていた頃に現れて、 強烈なスプレッドやアラウンドで大きな存在感を放った先輩スピナーです。そしてこっそり復帰した僕をいち早く発見して応援してくれた方でもあります。 近年の募集制CVの面子が偏りがちな中で、SCYは多様なコテが出演していて面白いCVです。このCVでしか共演したことのない人はもちろん、 そもそもこの人は今年これ以外のCVに出てたっけ・・・なんて方までいます。あとハトさんかわいい。

February Yell



公開:5月 製作:Fevreさん
若い人主体のCV出演募集に歴の長いコテが参戦していく様子は今年幾度となく見てきましたが、その中でも一番多かったのがこのFebruary Yellではないでしょうか。 ここに書いているからには僕もその一端を担ったわけですが^^; いつもは前半~中盤に使われるので、 このCVみたく後半に持っていかれると審査に落ちたのではないかとすごく焦ります。結果的にはトリ前でいい場所に配置してもらえたなぁと。 あとタロイモさんの感想に「viridisさんは上手くないけど構成が面白い」って書かれたのが印象的ですね。僕の求める回しはこれに尽きると思っています。

hinyari 5th



公開:9月 製作:hinyariさん
前作の4thがとても好きなのですが、その反面とてもレベルが高かったのでこれは受からないだろう・・・と思いスルーしていました。 しかしJEB消滅と重なったためか募集が難航していると聞き、これはチャンスじゃないかと思って一頑張りしてみたら、というお話です。 ハッキリとした色遣いとお洒落を極めた文字や演出に感動です。普段twitterでペン回しについて殆ど言及しない方の作品とは思えません(?) 個人的にはPearlsさんと共演できたのが嬉しいですね。昔はよく同じCVに出てたと思うのですが(円描5とか)、僕がサボっている間に別次元の人になってしまったので;

Whimsical Spark 1



公開:9月 製作:ChanPonさん
さすがは編集の鬼、妥協しない男・・・ 今でこそタメ口きいたり「ちゃぽさんんん」なんて呼んだりできる相手ですが、CV作りにおいては尊敬してもし尽くせないと思える方。 過去作も良CV揃いで、特にUF×NGは神。そんな人のCVに出させていただいたからには感謝感激ですね。 ChanPonさんが「開拓、新規性」という言葉に込めた思いを全て汲み取れているとは思いませんが、なんとなくは分かるのでこの面子になったのも頷けます。 必要なのはこのCVで急に開拓することではなく、常に少しずつ拓き続けられることではないでしょうか?

結論(重要)

5つのCVを紹介しつつ自分のことや思い出を語ったわけですが、今回なぜこんな記事を書いたかというと、
「書けるから」
です。といってもこれだけじゃ意味不明なので説明させていただきますと、CVはその時々の活動や感情を思い出すトリガー、あるいは機会になるんですね。 それも単体動画やSVよりずっと強い力を持っていると思います。僕も上のCVに出ていなかったら、何の脈絡もなく2月や5月のことを思い出せないでしょう。 記憶力がおじいちゃんレベルだからってのもあながち間違いではないですが()
いわゆる"ペン回しブーム世代"の僕らから見ると、最近参入した人たちはCVに出たい欲が平均的に薄く見えます。視点を変えればペン回しの趣味事情が変わり、 僕らが旧態依然のCV至上主義に走りすぎているだけなのかも分かりません。しかし出さえすれば、面白いとか嬉しいとか以上のものが後から返ってきます。 それは何も審査制CVに限ったことではないので、チャンスは沢山あるはずです。
2011年以前のCV出演が少なかったせいで断片的にしか思い出せない悲しさも併せ、これを伝えたくて記事を書きました。

そして、今年一年素晴らしい機会を与えてくださったCV製作者の皆様、ありがとうございました。
2016/12/14 viridis inserted by FC2 system