第0章 西を目指す理由 高校卒業後から度々旅行をしている3人(平和主義者・マサオくん・Schwert)のグループを「シンカクのユカ」と呼ぶようになった。 かれこれ5ヶ月ほど活動するうちにマサオくんはカラオケ企画担当、俺は旅行企画担当、平和は最高顧問という役割分担も 出来て、それなりに上手く運営出来ている。 前回の旅行の1日目の朝、俺とマサオくんで藤沢へ向かう途中で金谷を通過したときに「今度は大井川鉄道に行くと面白い かもね」なんて話題になった。でも帰ってきて調べると大鉄は高くて断念; そこで代わりに選んだのが京都&滋賀。計画を発展 させていくうちに大鉄案と大して変わらなくなった気がするけど気がするだけだなうん。 夏3日間の旅行の収穫を、反省を活かし、満を持してSchwertが計画!いざ西へ。 ・・・にっしー? 第0章 終 |
第1章 一枚足りない!? (豊橋) 豊橋駅改札前集合は7:00。家から集合場所までは約20分。 しかし5:40に家を飛び出すSchwert きっかけは旅行前日23:57の平和からの連絡。「Schwertの手元に18きっぷ何回分残ってる?」 あ・・・ そうだよ平和の18きっぷは2回分残ってるんだよ。でも俺のは前回の旅行で使い切ってしまった。誰が余分に使ったという 訳でもないので勝手に足りてると思った俺のミス。うわああああああああああああああああああああああああああああああ 知り合いに18きっぷを持ってそうな人もいないし 「途中まで乗車券、そこから金券ショップで不足分を購入」という手段を考えた・・・けど岡崎駅付近に店はないし、金山や 名古屋まで行ても結局賭けになるので現実的ではない。 そこで当日6:00の店頭自販機稼動開始に合わせて家を出ることにした。最高顧問から「自販機にはないんじゃねえかな・・・」 と聞いていたのでダメ元。 人気のない静かな夏の朝、なんて呑気なことも考える間もなく自転車を飛ばす。そして6:00に金券ショップへ来ると まだシャッター閉まってるし!時間なんだから開けろし 5分ほど待ったら開いたけれどやっぱり自販機に18きっぷはない。更なるダメ元で自販機があるかどうか不明な店舗を 回ってみると、自販機はあっても18きっぷはない。そして最後の望みだった店舗には自販機自体なかった。全滅・・・ こうなっては8:00までどの店も開かないので、仕方なく2人に連絡を入れて一旦家へ帰る。チクショーー 時間と場所を変更して集合して金券ショップへ入り、最高顧問の機転もあってなんとか不足を解消することができた。 その時の店員さんの柔軟な対応にも感謝したい。そしてさすがは最高顧問 前日は相当焦って睡眠時間も大幅に減るほどだったのにあっさり解決してしまった。気づけばもう駅は人で溢れている 時間帯。8:05発の特別快速大垣行にて51分遅れで旅が始まった。 こいついつもミスしてんな 第1章 終 |
第2章 ヒガシデラ (豊橋~東寺) いつも通りにしょーもない雑談から旅はスタート。「シンカクのユカ」として西へ行ったことが今までないとはいえ、長野方面へ行く 場合は最初に名古屋方面へ出るのでこの辺りはいつも通り。途中の岐阜で接続する高山本線はバス扱いでひどい。 「キハ85は俺達より年だからボロ」 うn? 大垣ではダッシュの流れに歩いて参加。300番台によるブツ4を見かけるのは久しぶりだ。写真は撮らない。 米原へ向かう普通列車の車内で、翌日に予定されているカラオケの予約をいつ取ろうかという話題になる。当然車内で電話は 出来ないので京都到着後という話になった。ちなみに3人が揃って豊橋に居る期間は短いのでこういう強行日程 計画 米原駅ではいつもの如くホーム反対側で新快速がお出迎え。ただドアがボタン開閉なのでJR東海の沿線客は結構引っかかる。 ▲この日初めてカメラを取り出した。 そういえば米原はシンカクのユカで一応通ったんだった。なので、ここから先が本当の西への未知の道。 な の に 平和主義者「Zzz」 マサオくん「Zzz」 Schwert「えっ何これは(困惑)」 前日夜はバタバタしたので寝不足も仕方ない。それに平和は車校通い、マサオくんは合宿(←タダ働きとも言う)連日の疲れが 来ているのは明らか。たかが1.5日模試の試験監督をした程度の俺とは疲労具合が違うし、俺は金貰ってるからねぇ。 近江鉄道の様子も見たい俺は彦根や近江八幡で色々見回した(挙動不審)が、近江八幡を出てしまうとそれもなくなるし 草津市内に入るまでは車窓もあまり面白くないのでボーッとし始める。それでも寝ない。これって損な体質なんじゃねーの。 いつ見ても南草津の発展ぶりには驚く。あと瀬田川って石山駅のすぐ近くを流れてるんだねー。大津駅では2年前に家族旅行で 泊まったホテルがすぐそばにある。そこのホテルは設備良いわ朝食うまいわですごく良かったんだけど、自力で来れるような 財力を持たないのでリピート出来ず。大津を出てトンネルが増え、車窓がさらに面白くなくなると()山科、そして乗り換えの京都。 京都駅はとにかく広くて現在地が把握しづらいイメージ。なのでここでの行動は最高顧問に丸投げ(' ニ回しか来たことない上に 改札を出た第一歩目でどこへ向かうのが正解なのかも分からないのでありがたい。事前に勉強して来ようとは思わないし・・・ 行程が約1時間後にずれた関係で、昼食を前倒しにしてこのタイミングで取ることになった。京都駅八条口すぐ近くにあるなか卯で 牛丼を食べた。それもすき家(新城)松屋(千葉)と続いてミニサイズ。どこの店でも言うほどミニな奴出てきたことないんだよなぁ 京都駅へ戻ると近鉄ホームへ。改札外から停車中の車両の正面が見えるこの構造は近鉄名古屋駅等も共通だけど、用もなく 前を通り過ぎたときにとても入場券を買いたくなるように出来ていて(大嘘)、今回は問題なく入れる。やったぜ。乗車する急行は 発車まで時間があるので一人で撮影に興じる。 ▲3200系は近鉄線区間のみの運用にも充当される 適当に選んだ列車が3200系とは、運がいいのかは知らんけど個人的趣味ならとても嬉しい。近鉄の通勤型は車番を見ないと すぐには形式が分からないような車両が沢山いるので、京都線でよく見る3200系、3220系や旧3000系といった見るからに異端な 車両はライトな鉄道ファンに優しい。他に大阪線・名古屋線の5200系とかもね。 ただ阪神との乗り入れ開始に伴って京都線のシリーズ21は引き抜かれてしまったそうで、9020系や9820系を一度も見なかった。 記憶の中にある京都線(7年前くらい?)では9020系のイメージが強いだけに残念。シリーズ21が来ないと名古屋線っぽいよ。 ただし来たら尻痛21なので避ける。※3220系はもちろんシリーズ21の車両です ▲1020系かな?(懐疑) 8000系と同じ顔の車両、8810系と同じ顔の車両の2種については違うのか同じなのかわからないので手当たり次第に撮る。 この1020系が1230系と同じグループの車両だといわれても「?」1230系の前に1220系が増備されているといわれても「??」 wikipediaを読んでも理解できない鉄道車両は珍しい。・・・って、以前もどっかに書いた気がするぞ; 結構わかりやすい区分で済んでいる特急車も撮影したが、この時京都駅には22000系しか居なかった。それも両方橿原神宮前行。 折角の京都線だから12410系か12600系を撮りたかった。2本止まっていた22000系を両方とも撮影する俺を見てマサオくんが一言 「同じじゃねーか」。ほんとそうだよ・・・(?) 撮影し終わって車内に戻ってくると、さっき入線を撮った1020系の普通新田辺行が発車した。順を追って書くと 一行3200系急行に乗る→俺が撮影のため車外へ→1020系普通が到着→俺が急行車内へ戻る→1020系普通が発車 向こうに乗った方が早かったようで; でも3200系に乗れるからいいんだ・・・ 普通列車から5分遅れて急行も発車。次は今回最初の観光地であるヒガシデラ(※東寺)へ向かうために東寺駅で降りる。 もちろんヒガシデラなんて言い出すのはシンカクのユカを言い始めた人(=マサオくん) 東寺駅は京都の隣の駅なので、「わざわざ 急行乗ってここで降りる人いないよ」なんて言ってたら、なんということでしょう。隣の車両から沢山の人が降りてきた。 駅から東寺は歩いてすぐ。その道中もマサオくんはずっとヒガシデラと言い続け、思わず「バカだと思われるからやめよう」と言った ものの、これってシンカクのユカ(寝覚ノ床)訪問時に平和が言っていたことと全く同じだった。やっぱバカでいいじゃん!(?) 付近に白くなった松屋もあり、マサオくんから「やる気のない松屋」という烙印を押される。果たしてあの松屋の店内にもリライトは 流れていたのだろうか。あと白いのは景観保護の条例によるものであってやる気うんぬんじゃないよ。そういえばサークルKも 微妙に白と紫が目立っていた気がする。紫色は京都だからだな!って思ったら元から紫入ってるし!そのとき「何で京都って 紫なの?」という携わりにくいフリを平和から貰った。茄子由来じゃないのはわかる ※由来を調べても解説するサイトが見つからなかったので誰か教えて下さい^o^ 東寺境内に入って歩く。なんかやっと京都に来たって感じがしてきたなあ。このとき、時間に余裕があるからもう1箇所どこかへ 行けるんじゃないかという話になり、マサオくんが挙げた三十三間堂が候補になった。そしてこの話は一旦置いておかれる。 東寺の講堂へ入る。しばらく見て、出て、平和と俺の感想は全く同じ。 「これ三十三間堂の下位互換だ」 訪問経験のある2人から見ると笑えるくらいに印象が似ていたので、提案したマサオくんもそれを聞いて納得してしまい、そこで 三十三間堂案は立ち消えとなった。その次に見た金堂もそんな感じ。 次は五重塔。小6の修学旅行で訪れられず、それ以来ずっと見たかったのでようやく宿願叶う・・・! ▲光線や距離の兼ね合いから写真が撮り辛い ここまで来たところでベンチに腰掛け一休み。何故か五重塔を目の前にマサオくんが地元のカラオケの予約を取ることになった。 東寺五重塔×豊橋のカラオケ屋予約電話の共演なんて笑わないわけがないんだよなあ マサオくんありがとう。 その後も気が済むまで五重塔を見て撮って、東寺を離れた。 第2章 終 |
第3章 広い大津、高い比叡山 (東寺~坂本) 東寺駅を去るときも少しだけ撮影。 ▲やっぱ近鉄といえば特急 いつの間に30000系の前面表示機がLEDになったんだ。それと汎用特急車のグループににビスタEXも含まれるのはすごい。 京都まで乗ったのは多分8810系 京都駅では俺の提案により大空広場へ向かう。提案しつつ最短ルートを知らないのでまたも平和に丸投げだ!えーい 毎回ほんとに高いところに来るよね。これまた小6の修学旅行で、この大空広場から見た夜景と眼下のキハ85がとても印象に 残っていて、だからまた来てみたという話。その次は空中径路を歩いてみた。こっちも高いのので烏丸口方面の遠景がよく見える。 最も目を引く存在はわかさ生活のブルーベリーアイ 長い長いエレベータを下り、売店でお土産を購入。買ったお土産は辻利 京茶ラスク。抹茶と葡萄 これを選ばないわけがないっていう。他の二人は八橋を買ったのかな? お兄さんもう19歳だから必ずしも妹系好き = ロリコンじゃないんだよ。そしてもちろん貧乳好き = ロリコンでもないんだよ。わかったか 入場するときに改札外側から見える、ずらっと並んだ電光表示の発車標。写真撮っておけばよかったなあ。特にJR西日本の発車標は 情報量が多くて賑やかなので壮観。・・・やっぱ写真ないと説得力もないから撮るべきだった。 湖西線に乗って山科へいく予定。また一区間だけ乗るのかYOっつー話だしそもそも湖西線である必要がない。そんな予定は予定で、 ▲普通近江舞子行が発車いたしました 東海道本線で山科へ行った。ところで行先の近江舞子って大津市なんだな。大津広すぎィ! 山科→京阪山科の乗り換えは殆ど距離がないと聞いていたが、両駅の出口が接していて驚き。同じ駅扱いのはずの東西線山科の 方が遠いみたい?ここで「湖都古都おおつ1dayきっぷ」を買って京津線へ乗り換え。このきっぷは所謂大津線をフリーで使えるきっぷ。 学生なら400円(※要学生証)という安価な設定の上に優待つき。箱根湯本と同じパターンで得が出来るぜ!ついでに箱根が「トコトコ」 なのに対し大津は「湖都古都(ことこと)」で微妙に似てる。 ホームへ出ると高さ、周囲の雰囲気等、思ったよりも専用軌道っぽい。800系自体は鉄道規格の車両と大差ない見た目なのに。 ▲大手・・・私鉄 何かすごい面白いことになってる!(語彙不足) その先にはもっと面白い光景が待っていた。 強烈な勾配+制限20の曲線→車には抜かれる 江ノ電と箱根登山を融合させて作った魔物だコレ! "ことこと"だとか"とことこ"が 意味するところはこれ? 個性的な路線だということは事前に知っていたけど、それで片付けられる代物じゃなさすぎた。今回乗ってない 残り区間が地下鉄東西線への乗り入れ(もちろん地下路線)っていうのがひどい あと浜大津って放送が三河人には浜松に聞こえる。その浜松へ向かう最後の最後がド直球の併用軌道で耐えられない。なんで全部 同じ車両でカバーしようとするの・・・ ただ車内には一般客を邪険に扱う乗り鉄()、浜大津付近では撮影のために車道に出る撮り鉄()の皆様。帰って、どうぞ 浜大津駅で乗り換えも次の坂本方面の列車は近江神宮前止まり。坂本へ行く俺達には関係なし、と思っていたら近くでさっきの迷惑 乗り鉄集団が「これ違うわ、途中までしか行かない」と言い放ち、シンカクのユカは凍り付く。また同じ列車なのか(絶望) それともう一つ気になったのは録音派のファン。別に妨害・迷惑行為をしているわけじゃないけど、長い棒みたいなものを使って 屋根裏のスピーカーにマイクを近づけていた。派手なことするね・・・ 撮影ですらバスケのパスカットよろしく一般客が入って来るのに、録音とか雑音多くて難しくないのかな。車両の音を撮る人は閑散 区間や始発列車などを駆使してると聞いたことがあるけど、ここは昼過ぎの駅なわけで。 次の電車で坂本駅へ向かう。京津線のユニーク具合から一転、割とノーマルな石山坂本線はあまり感想が出てこないが、京津線より 速いのでビビる。うん全然ノーマルじゃないね。 ▲この鏡、「中二病でも恋がしたい!」の1話のやつなんだって。 穴太駅で例の自販機付近を見ようとしたら注目したホームが逆だった。あうっ 終点・坂本駅、ここから歩いて坂本ケーブルを目指す。道中には滋賀名物?飛び出し坊やも置いてあった。そして坂本ケーブルの ケーブル坂本駅へ到着。うわぁ紛らわしい。そういえば今回の旅行は歩いても歩いても足が痛まなかった。うわぁ珍しい。 ちなみにケーブル坂本駅はJR比叡山坂本駅からも来れるけど、優待やバス利用の関係で京阪を使った方が安くなる。 いよいよケーブルカーで一気に比叡山の上へ!!角度と揺れがハンパなくて恐い(' そしてケーブル延暦寺駅。見よ、この絶景を!(デデン ▲堅田方面を見る。手前の橋は多分琵琶湖大橋 前回の旅行から高いところを回る傾向があるけど、600m越えは初。琵琶湖を琵琶湖とわかる形で見るのも初めてだー ところでこの時平和はカメラの不調で撮影ができず困っていた。色々ソツなくこなす最高顧問もカメラに関しては苦労してるイメージ。 単にタイマーが設定されてただけっていう。 第3章 終 |
第4章 近江国でも移動がしたい! (坂本~豊橋) 高さ約650mの眺望を撮影した後は延暦寺へと歩く。ここも若干額ながら大津線フリーの優待がついていた。こっちは行くかどうかも しっかりと検討していなかったので下調べもほぼ0。 そんな(?)延暦寺といえば中学レベルの日本史でも出てくるので知名度は高い。いつだったか忘れたけど「織田信奈の野望」が 放送されてて、終盤に焼き討ちの話もしてたね。ところで「延暦寺」は比叡山上の各所に広がる沢山の堂塔の総称だそうで、 ケーブル延暦寺から歩いて向かえるのは東塔なんだとか。 根本中堂。順路を歩いていくと、荘厳な雰囲気の説法に遭遇したので引き返す。後から通ろうとした人も同じく引き返していた。 順路・・・順路って何だ 次は文殊楼。中へ入った瞬間、そこにはtanθ≒3の角θをなして立つ階段が!俺がどうこういう前にマサオくんに止められた。 急角度の階段がとっても苦手なのはもうお馴染みなので・・・; 数分して2人が降りてきたが中はどんな感じだったんだろう。 ▲大講堂を撮ったら入りきらなかった。 大講堂に五色幕が掛かってる・・・これは落慶や法要のときに掛けられるんだってね。よく考えたら根本中堂にも掛かってた気が する。要するにたまたま延暦寺に来たら順路が塞がれるくらいに大事な催し物があったってことだね。 一通り回った後は無料休憩所(多分一隅会館)へ。そのときの話の流れで「山上でアイスを食べるのには意味がある」みたいな 共通理解が出来てたけど、どこで食べてもアイスはアイスでしょ。運のいいことに自販機に抹茶味のモナカアイスがあって、 抹茶と葡萄 夏の旅行で食べるアイスいい・・・と行きたいところだけど標高650mを超える所に居るので涼しい。それどころか太陽が雲に 隠れると肌寒くなるほど気温が低くて、逓減率の威力を思い知った。 アイスを食べ終わって延暦寺をあとにして、ケーブル延暦寺へ戻ると丁度発車5分前。帰りもガタガタ揺られながら坂本へ戻った。 この旅行記だと山上にわざわざアイス食べながら涼みにいっただけに見えるね・・・ ちなみに比叡山上で飲み物を買おうと自販機に寄ったら、これがあった。抹茶と葡萄 選ばないわけがない。安心してくださいこれで最後です。 というか結局買わなかった。関東旅行の2日目に錦糸町でこれを買ったら千葉到着前に飲み切ってしまい、単なる水分補給に やたらと美味しい飲み物を買ってもいいことがないと思うようになったから。 ケーブル坂本から坂本へ歩いて戻る間やたらとスマホで調べ物をする平和。何をしているのかと思えば、帰りを東海道本線経由 から北陸本線(というか近江塩津駅)経由に変更したいらしい。カメラが直ったら平和が壊れた!それでも 坂本→京阪石山/石山→米原→豊橋 を 坂本→皇子山/大津京→近江塩津→米原→豊橋 に変更することで満場一致の賛成になった。全員壊れてる・・・ そこまでして経由したい近江塩津は3月に訪れていて、その時の感想をこう記した。 >乗り換え階段だがかえってワクワクするほど長い。そんなに深くまで潜らなきゃいけないのか。中津川の3倍くらいあるんじゃね? >階段を下ってマサオと俺2人口を揃えて「鍾乳洞」 一回行くと分かる、ここは空気が違う。少なくとも駅のそれではない。 あの長い長い階段を下り、異常な冷気と狭い地下道をまた通るのだと思うと楽しみで楽しみで苦笑いが漏れる。普通の旅行を しなかったがために今度は積極的に異常なことをしようとするのは一般的に病院案件。 ▲「上、上、下、下、左、右、左、右、はい!ここで硬貨を投入!このタイミングでB、A!」 石山坂本線で皇子山駅へ戻る。今度は穴太駅も正しい方向を見ることができた。この自販機のシーンで勇太って六花に 「おごってやるよ」なんて言ってたんだね。たった150円とはいえ気前のいい男だ。この人イケメンだし面倒見良いし ダークフレイムマスターだしすごい!(パチパチ あと六花が自販機でやってたのってコナミコマンドって言うんだね。 皇子山駅と大津京駅の乗り換えは超至近距離で安心。あと5月に訪れたときも思ったが滋賀の通行人は異常に謙虚。 大津京駅はサンダーバードの通過速度が凄くて、さすがは現状新幹線な(?)北陸特急。怖かったです(小並感) 近江今津行きの普通列車は乗車率がなかなか。平和はこれを予見していたらしい・・・確かに帰宅ラッシュ直撃なんだわ。 堅田で殆ど降りるだろうと思ったのだけれど、結局近江舞子を過ぎても結構乗っていたので人口分布がよくわかんねえ。 さて湖西線は流石に建設時期が遅い路線とだけあって高架をガンガン進む。ガンガンガン速で、快適ィ! 飛ばして、飛ばして、飛ばして、急ブレーキ!?堅田で停車位置も飛ばした模様。過走分を修正するうちに2分遅れとなった。 ▲安曇川退避中に撮ったサンダーバード。誠に速い 時刻はもう18:00頃となって夕食を考える必要が出てくるが、周囲は湖が近づいてくるだけで静けさは増すばかり。でも 乗り換え時間が空く近江今津は高島市の利用客最多駅だし、安曇川駅前にだって平和堂があるんだから大丈夫だろう。 ・・・と思っていた時期が私たちにもありました 近江今津駅に着く。 西側へ出る。 「あっこれ駅裏だ(^o^)」 東側へ出る。 「もっと裏だった(^o^)」 これはどういう????? 平和が頑張って周囲を見回してコンビニを発見。駅前にコンビニの見当たらない駅もあったしまだマシかもね。いやマシじゃないわ 向こうはイオンがあるし。発見したコンビニでとろけるカフェオレも購入。折角さっきのブドウのやつを我慢したのにここでは 好きなやつ買ってるあたり意志弱いなこの人。 辛うじて夕食を調達して戻ってきたら、乗り換え相手の普通・近江塩津 来たので、安曇川で一度降りることは出来たんだね。 ▲流し撮りバーン 近江塩津鍾乳洞口までは521系。永原停車前の時点で鍾乳洞口での乗り換え時間結構短い説が浮上し、しかも永原駅で副本線 みたいな線路上で停まったため焦る2人(マサオくんは鉄道のことは気にしていない)。鍾乳洞口で乗り換え1時間とか流石に ギャグで済まないからな!でも永原に待避はなくて、鍾乳洞口での乗り換えは4分と常識的だった。良かった良かった^w^ 一騒動起こしてくれた永原は外側が主本線になる構造だったらしい。 お待ちかねの近江塩津鍾乳洞口駅。そしてちゃっかり湖西線完乗、突発的かつあっさりだった(今津を除く)。肝心の駅はというと 期待通りに地下が深く、地下道らしい妙な匂いと冷気も相変わらず。惜しむらくは涼しい日だった上に陽が落ちていることかな。 何にせよ駅直結の鍾乳洞が見られて良かった。 米原まで乗車する新快速の車内にはコオロギがいた。あと小さいよくわからない虫も飛んでいた。「コオロギだ~」と面白がって 見ていたら予想外にも奴らは翅を使って飛び回り始めた。ぎゃあああああああああああ どうやらコオロギって種によって翅あったりなかったりするらしいね。地元のは急に飛び回ったりしないからなかったと思う。。。 撮り鉄()こわーい(笑) 最低限のルールは守れよマジで。そもそも不特定多数が集まる場で急にストロボ焚くのがおかしいよ! だけど夜というのは三脚使わなきゃ撮れないことも多くて難しい。そして今回は三脚を持ってきていないのでこのあと困った。 とはいえ前述のストロボと同じで、三脚だって駅利用者の往来を妨害する場所に置くくらいなら使わないでくれって話でもある。 大垣行に6両の表示。6両って何だろう?313系かなーと思っていたらコイツが来た。 ▲そういえば6両 221系に乗るのはみやこ路快速以来。窓が大きくて多い車両なので昼間は外光が差し込み車内が明るく、裏を返せば夜は外の 景色が見えすぎて車内がちょっと暗い。特に米原・大垣間は外が完全に真っ暗になるので割と物悲しい雰囲気がある。 米原でちゃんと撮れなくても、大垣では照明の当たる位置に停車すると予想していたので心配なし。そして案の定だった。 本人了承済みとはいえ撮影中に置いていかれるSchwert ▲手ブレ補正&高感度で手持ちをカバー。 ここからはいつもの帰り道。「むかえにきて」「トイレなう」「なめし田楽 いちょう」「フラペチーノって泡だっけ?」などのごく一部の 人にしか通じない言葉を思い出して笑っているうちに豊橋へ着いた。狂人集団だこれ! 平和は車校関連で覚えなきゃならないことがあったみたいで妨害した形になるけどいいよね・ 完 |